町の中の散歩
沖縄マラソンの開催日。交通規制が行われている。
そんな日は、 町散歩に出かけようと。
車を走らせていると必ず目に付く壁画が私の住む町にある。
これまでじっくりと見たことはなく、壁画だね。とそんな軽い気持ちで見ていた。
なぜだかわからないけど、何がえがかれているのか見たくなった。
だからゆっくりと歩いて、見てみよう。応援しながら
壁面には琉球絵巻と題して、琉球王国時代から戦後のコザ十字路付近の様子
この地域は、「黒人街」とよばれ黒人たちの集まりの場所としてにぎわっていたそうだ。
その一方で、庶民の台所と慕われ、沖縄の行事には欠かせない沖縄てんぷら
や重箱の中味が描かれていた。
総菜屋さんが所狭しと軒を連ね
食文化をはぐくんでいた日本復帰以前の様子が見えてきた。
壁画を見ると、小学校時代にフィードバック、いろいろな出来事が次から次へと思い出され
涙が出た。
人通りの少ない市場に描かれている壁画。
中心に描かれている龍に「期待・上昇」という字を運んでほしいと願って歩く。
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