ma-mi430のブログ

島での生活。60代新たな挑戦で自分を高めたい

久しぶりに町の映画館へ行った

私の町には、カフェのような小さな映画館がある。
ロングソファーが3客、テーブル席3つにそれぞれ座れる椅子が5脚。そしてカウンター席がある。
ゆったりとお家シアターのように過ごせるのが売りだ。映画は、マスターのおすすめが流される。どちらかというと身近に扱われている内容だとか課題を問いかける内容が上映されていると思う。


今回は「ぼくたちの哲学教室」を見た。
 北アイルランド紛争があった町の男子小学校。小学校の主要科目は「哲学」
哲学の授業を担当するケヴィン校長は、「どんな意見にも価値がある」と子供たちに教えていく。子供たちは同じ意見、違う意見に耳を傾けながら思考を整理し、自分の考えをまとめていく。自分の中にある感情と向き合い、気づきながら見つめなおしていく。


 すぐに答えを求めたがる現在、あせりが不安やできないという感情に押しつぶされてしまう今、自分の考えを整理し言葉にすることが難しいように思う。待つことの大事さを再度知らされ、対話がもたらす時間の中での学びが必要だと思えた。


 子供から言葉を引き出す問いかけのタイミングを教わったことを実践してみよう。
一つずつ焦らずに「待つ」姿勢で。



 パンフレットを開くと飛び込んでくる言葉がある
「やられたらやりかえす?それでいいの?」








考えさせられる言葉だ。