「母の命日21年目。」
午前中、仕事をして午後ジュニアパイロットで沖縄本島に帰省した息子を那覇空港まで送りとどけ、「バイバイ」をした。
その日の午後11時ごろ、眠ったまま帰らぬ人となった母
息子は、それ以来「バイバイ」の言葉を聞くたび、「駄目だよ。天国行っちゃうからバイバイは、しないで」というようになった。
私は一人になると母のことを思い出しては泣いてしまう。
今でもそうだ、もっと生きていてほしかった。
せめて、どんなかたちでもいいから、1日、1時間の会話をして旅立ってほしかった。と
「ピンピンコロリ」が理想の死に方だというけど、残された家族にとっては、元気でそこにいた人に会えなくなることが、どんなに寂しいことかを想像しながら、言葉として発してほしいと思う。
あの世への旅立ち、つまり自分の死について考えた。
余韻を残して旅立つ。
どうなんだろう、自分の命はもうないと気づいているだろうか。
老衰で命の灯を落としていく死。(103歳の曽祖母の死)
私の中で一番安らかできれいな旅立ちだったと覚えている
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。