ma-mi430のブログ

島での生活。60代新たな挑戦で自分を高めたい

居心地のいい時間。読書時間

気が付いたのです。私の居心地のいい時間、読書時間。特に児童書を読んでいると何も気にせず集中し、主人公になりきって物語を旅することができる。
児童書は、私にドキドキさせてくれる冒険をいくつも用意してくれるから好きなのです。



「コカチン~草原の姫、海原をゆく~」
あとがきより
「東方見聞録で名高いマルコ・ポーロのことを調べていて、コカチン姫の存在を知ったのです。コカチン姫を守って、ともに旅をしたので、イタリア出身の商人、マルコ・ポーロです。ふたりのことを知り、これはファンタジーになる。わたしはそう確信し、この物語をおこしました。」と作者の佐和みずえさんの思いがあふれた物語を手にしている。
モンゴル国チンギス・ハンの娘。コカチン。
コカチン姫をアングル王へと嫁がせる。政略結婚を受け入れるコカチン姫の言葉
「運命に従う勇気ではありません。運命を切り開く勇気です。」
モンゴルから見知らぬ砂漠の国へ向かう旅路に出合う出来事にコカチン娘とマルコ・ポーロそして、使節団として加わっているパウル。興味・関心の高い姫にとって船旅は、自分の経験を高めていくことになる。幾多に襲ってくる出来事は、戦うことではなく寄り添い相手の心を癒していく優しさにあふれた姫の行動を共にするパウル(アングル王)
コカチン姫の心もいつしかパウルに惹かれていく。
二人が築く国は、「共生、共有」が広がる世界だと思う。