ma-mi430のブログ

島での生活。60代新たな挑戦で自分を高めたい

ちょっぴり 寂しげな父。児童書1冊読了。

88歳の父は、毎週水曜日にひ孫がやってくることを楽しみにしている。
1歳児と2か月になったばかりの二人のひ孫の顔を見ることが、元気の素らしい。
同じ空間にいるだけでも楽しい、楽しい、うれしいオーラを漂わせている。
 残念なことに、天気は雨。肌寒いこともあってか、待てども来てくれる様子がない。
「ちびたちは、こないのかね~」と何度も繰り返す父。
夕食のメニューを増やして、少しばかり気を紛らわしてもらいましょう。


「さくらいろの季節」 蒼沼 洋人作
 12歳のめぐみ。桜の木の思い出とともに、6年生になった優希と理奈。
教室で繰り広げられる様々な出来事、自分の感情に揺れ動く彼女たち。
穏やかに過ごす場所ではなくなりつつある教室。
 32人の中に、たった一人だけでも楽しいときや苦しいときにそばにいてくれる友がいる
ともに笑い、「大丈夫だ」と言ってくれる友がいる。
それだけで教室は、元気が出てくる場所になる。


 学校は、社会の小さな縮図だとすると
組織の中で、自分を分かってくれる人がいるだけで、気持ちが軽くなったし
仕事がやりやすくなった。そんな経験を重ねてきたから続けられたと思う。