ma-mi430のブログ

島での生活。60代新たな挑戦で自分を高めたい

植物と人間は似ているかもしれない。

ひみつの校庭 吉野万理子作


一人一人に与えられた僕の木、私の木。
入学時に自分で観察する木を見つける、卒業まで観察ノートに記録する
学校からプレゼントされたそれぞれの木。
子どもたちは、自分の木の成長記録をつけるノートをもらい、記録していく
2冊目になると特典がもらえるそれが、代々の受け継がれたひみつの校庭の鍵なのです。
葉太は校長先生から鍵を受け取り、ひみつの校庭に入っていく、


植物の生命と繋がりあう人間の魂、ひみつの校庭には、この世に存在していない人に会える場所なのです。葉太(ようた)は、小さいころに亡くした父親に会えたのです。
「人間と植物は、似ているところがあるかもしれない。
いろんなものに出合って、いろんな人に出合って、そうしたらきっと、
葉太の中の根っこがどんどん伸びていく。
根っこがしっかりしてたら、いつかまた花を咲かせられるからな。」
お父さんが葉太にどうしても伝えたかった言葉でしょう。


アオノリュウゼツラン「30年から50年に一度しか咲かない花」
ウエルウィッチア(奇想天外という異名)
「この植物の葉っぱは、何百年ものび続けていて、寿命は2000年ともいわれている、
    砂漠の中で2枚の葉っぱをのばし続けている」