「叔母と私とスタバ」
夕食の買い出しが終わり、駐車場へ向かって歩いていると、おばさんが立ち止まった。
「何。どうしたの」
「コーヒーが飲みたい。」
「生きているうちに、あの店にはいってみたいさあ~。」
88歳叔母の初体験。
「入ろうか。コーヒーでいいの。」
コーヒーとチーズケーキを注文し、一緒に食べた。
「美味しい、人がいつもいっぱいだから入ってみたかった。」
「生きていてよかった。ありがとうねえ~。生きていたらいいことあるさあーね。」
の繰り返し。もう十分感謝してもらってるよ。こちらこそありがとう。
コーヒーを飲みながら
「私が生きているうちに、話したいことがあるから聴いてほしい」
私の母、姉のことを話すおばさん。
私は、母の生い立ちと自分との関係性を見つめる機会を得たことに涙が止まらなかった。
叔母さんへ、生きていてくれてありがとう。
88歳の父
曾孫をおんぶして、幸せ笑顔。命を繋ぐってこんな感じかな。
生きていてさえいれば、楽しいことが毎日1つずつ増えていく。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。