ma-mi430のブログ

島での生活。60代新たな挑戦で自分を高めたい

「読み聞かせ、ボランティア」

午前8時15分より読み聞かせボランティアをやらせていただいています。
今日の担当学年6年生。
「昔話や名作本が読まれなくって寂しい」と図書司書と話をしていた時、ふっと思いついたのは、読み聞かせの場をかりて昔話や名作本を読んで、紹介することなのかなと。そうすると子ども達の手に取って読んでくれるかもと思ったのです。
 教科書にページに、「おすすめ本」で紹介されていた
小川未明作「赤い蝋燭と人魚」を読みました。
自分の住む場所と比べて、人間社会にあこがれた人魚。
子どもの幸せを願って、美しいと思う人間世界に我が子を送り出す人魚。
「このまま見捨てていっては、神様の罰が当たる。」大事に育てる決心をした年寄り夫婦。
香具師の口車に乗せられ、大金を積まれた老夫婦は、人魚娘を売ることにした。これまで大事に育てていたはずだが、もはや鬼の心持ちになってしまった年寄り夫婦。
娘が売られたことを知った母親は、娘の残した赤い蝋燭を買い、お宮に蝋燭をともすようになる。
人間内にある善と悪。エゴイズム。母親の人間世界へのあこがれ、娘の幸せを願う母親の気持ち。後悔。怒り。
 どんな思いで、子ども達は聞いていたのか、気になる。来週感想を聞いてみたいと思う。
読み聞かせ本の選び方思案中。

 小腹がすいたときに食べるヨーグルトを作りました。ヨーグルトの種を頂いたので。