ma-mi430のブログ

島での生活。60代新たな挑戦で自分を高めたい

「児童書を読む。自分との対話」

 今年度の課題図書の一冊「けんかのたね」
「私は悪くない。ぼくはやってない。何もしていないのに。〇〇が、〇〇と〇〇が」と誰かのせいにする。大人だって、会社が悪い、社会が、身近な人の行為を批判し自分のことを振り返らない。だれが一番悪いんだよ。自分じゃないと順位をつけたり悪いのを押し付けてしまう。だから
いつまでたっても気持ちが晴れないまま過ごしてしまう。
こんな時「私が、ぼくが」を先に言ってしまうと、自分の行動を振り返ろうとする気持ちになることがよくある。


 「最後にネズミが言いました。すべて私のせいです。どんな事件にも必ず始まりがあって、誰かが責任をとらなければなりません。誰かが、この悲しみを終わらせなければならないのです。だから私で終わりにして下さい。私はとるにならない、ちっぽけなねずみなんですから。」


短い言葉を何度も読み返し、振り返る時を確保する時間が私には必要です。
それを教えてくれるのが、児童書。