採用試験を受験するために、集まった仲間たち
もう30年の付き合いになる。
　何時間も図書館にへばりついて、勉強した
必死になった、指だこもできた、目が充血する日もあった。
年齢は、違えども目指す道は一つ。
同じ目標に向かって
突き進んだ仲間たち。
同業者として、悩みを打ち明けたり
喜びを共に分かち合ったりと
話しは止まらない。
共感してくれる仲間がいる、それが
私にとって、安心感を与えてもらえる場所であった。
　もっぱら後輩たちの新たな悩みは、
退職年齢が伸びたことで働く年齢の選択。
制度が違ってきたことでどの立場で働くかの選択
新たな制度の違いに戸惑っていることを聞いた。
働き方が変わり、時代にあった教育の変化が毎年のようにやってくる。
社会が要望としていることが教育内容に加わったことなど。
聞くだけの私。それだけでも役に立っているはずだと思いながら
手作りのケーキと玉ねぎサラダでおもてなしをした。